2012年2月9日木曜日

1961.11.19(日) 駒場祭の帰りに渋谷で森山加代子を見た。

一時頃まで英語の予習をしてから学校へ行ってみた。 見物しているうちに小西と行き会ってしまい、煩く付きまとわれて付き纏われて閉口した。 一人になりたいので、用があるから帰るといえば、じゃ僕も帰るという。・・・・・
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帰りに駅で中村と会い、誘われて一緒に渋谷で遊んだ。 ラッキーボールとか言ったように思う。 終わって出てくると喫茶店の前で少しばかり人だかりがいているので、"何だ、々々" と近づいて見ると、森山加代子が車から出て店に入っていくところだった。
つい何時もの不遜な気持ちが出て、"何あんだ" (つまらない!)と言ってしまったが、ことによると彼女に聞こえたかも知れない。 この位なら返って彼女のためにも悪いことではないとは思うが、そう言ったときの自分の不純な気持ちを恥ずかしく思う。
新宿でまたロケットボールをやってから引揚げた。

(前半は、駒場祭を一人で見物していたら、世話好きと言うより、関東人の僕からするとおせっかいな加古川出身の小西に捕まってしまって閉口した話。 その彼と、その後生涯を通しての親友になるのだから、人間万事塞翁が馬、スティーブ・ジョブズのスタンフォード・スピーチではないが人生何事もあとで振り返って見なければ分からないものだ。
後半、渋谷での一件は、当時、坂本九の相手役としてテレビで売り出し中だった森山加代子を目撃した時の正直な気持ちである。 実際には私はテレビで見る彼女に対してファンとまでは行かないが、好感を持っていたのだが、こういうのを僻み根性と言うのだろう。・・・ )

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