1961.9.2(土) 夢と現実の間で・・・
9時半ごろ登校。 吉沢、中島に行き会ったくらいで別に変わったことはなかった。
ただ協組のところで MK さんにばったり出会ったときは少なからず驚いた。 わずか一月半の間にまた一段と・・・ 立派になったような気がした。
(注: 別に変わったこと・・・とはどんなことのつもりだったのだろうか。 とにかく本郷進学決定を前にした緊張感のかけらもない。 無目的な学生の一日はこんなものだった。)
1960年4月安保騒動の最中、ノンポリの一田舎高校生だった私は、何の風の吹き回しか東大文科1類に入学してしまいました。そこで、芥川龍之介を気取って「あの頃の自分の事」を関係者の迷惑にならない範囲で実名入りで書綴ってみることにしました。記述は、とくに断らない限り、当時の日記の原文そのままの抜書きとし、必要な場合は(注:)としてコメントを挿入することにします。
関口益照サイト 『一期一会』(Our Eternal Moment)
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