1960.10.24(月) 猫も杓子もロシア語の時代
政治学の時間に中村が美作の隣に来てしきりに何か言っているので、見ると、教養学部報のゼミナール紹介のところを指して、しきりに何か勧めているらしい。そこで、話に加わり聞いてみると、玉木教授の物理のゼミのことだった。 ロシア語のテキストを使い、一切予習は要求せず、一学期にロシア語を採らなかった者でも文科生でも良いのだそうである。
(疲れたので中断する・・・ 10.25)
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(10.26 昨日の続き)
全く、僕にとっては耳寄りな話で、こういうものが無いものかと探しあぐねていた矢先だから勿論大喜びした訳だが、英独仏の外にロシア語までというのはどうかと心配にならないことも無い。 しかし、何と言っても予習せずに済むというのは大きな魅力だし、・・・・・・ たとえどのような負担がかかろうとも、この機会を捉えて勉強しないと言うのは嘘である。・・・
(注: 日記には殊勝らしいことしか書いてないが、動機の中に MK さんと知り合いになるチャンスかもしれないと言う気持ちがあったことは確かである。 いずれにしても、当時、有人宇宙飛行で先行していたソ連・ロシアに対する学生の期待は、今では想像もつかないくらい大きかった。)
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