2011年10月3日月曜日

1961.9.18(月) 試験中に褒められた!?

昨夜は遂に眠ってしまい、目が覚めたのは五時ごろ、1時間ばかりやって早々に登校した。 到着したのが9時15分、それから本館一階の東側の部屋で3時間ばかり、105番で1時間半ほど頑張って何とかActⅢを片付けて310番へ行った。
試験中、先生が後ろから肩越しに 「きれいな読み易い字だ・・・」 などと褒めてくださったので恐縮した。 あとで一寸来てくれと言われ、行ってみると、先学期の成績が非常に良かったとのことで大いに面目を施した。
終わってから小柳と生協の Wistaria に行き会った。

夜、神社で映画をやっているので見に行ったが、なかなか良かった。 題は途中から見たので知らないが、"驀進" とか何とか言うのではないかと思う。

(注: 東大で試験中に監督の先生から声をかけられたのには驚いたが、それも依怙贔屓ともとられかねない褒め言葉だったのには仰天した。 科目は奥幸雄先生の英語だったが、教授の担当する3クラスくらいの学生が一緒で、前後は他クラスの連中だったので級友には聞かれないで済んだと思う。 奥先生は、当時全盛を極めたラジオ講座のスターの一人で受験生の間では有名人だった。 そういえば、前年の試験の後、授業中に石川嘉延君が一番だったと言ってみんなの前で辞書を渡したことがあるから、これが彼流の人気取りならぬ励まし方だったのだろう。 残念ながら私は何も頂けなかったが・・・。

神社で映画とは、当時、荻窪で妹の泰代と一緒にお世話になっていた多家の真ん前に有った白山神社のことで、丁度、縁日の催しで夜遅くまで賑わっていたが、そこで幕を張ってやっていた野外映画のことである。)

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