1962.2.16(木) たかが期末試験、されど期末試験
昨夜は、殆んど徹夜。 6時半ごろ終わり、30~40分眠っただけだったので、午後図書館で勉強中、無性に眠くなって困った。 5時ごろまで勉強し、寮食堂で夕飯を食べて引揚げた。
10時頃、皆と一緒に駅まで行き、黒川達に行き合って話しているとき H が来た。 ・・・・春の頃と比べるとすっかり感じが違ってしまっていた。 以前は、非常に明るい顔色をしていたように思ったが、今日はまたひどく青ざめた印象を受けた。 試験が始まったので、多少睡眠不足の気味もあるのだろう。
試験は、まあまあだったが Schlange (蛇)が判らず、珍答案が続出して仲々愉快だった。
(注: 何処の大学でもお馴染みの泥縄の期末試験風景といった所である。 Schlange を正解したものは殆んど居なかったようだ。 H さんに限らず、真面目な女子学生の中には、試験中には髪振り乱してとまでは言わなくても、形振り構わずといった青白い顔の女子学生がたくさん居た。 一度MKさんが起き抜けのような青ざめた表情で登校してきたことがある。 恐らく一睡もしていなかったのだろう。)
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