1961.12.6(水) 500万円が当った!?
昼休みの終わり頃、休講掲示板を見ていたら、そばを通り過ぎた女の子が戻ってきて、僕の前に立ち同じく掲示をひとわたり見回してから、20番の前を通って27番の角を曲がって行ったが、気がついてみると Hであった。 僕の前に居る間、全然気がつかなかったのは迂闊だった。 外へ出て見ると、お茶のみ場の前あたりに杉山がいたので、すぐ呼んで・・・・
・・・暫くすると Hが220番の方へ行くのが見えたが・・・・
・・・そのうちに杉山がやって来て、とにかく話をしたと言い、それこそ、欣喜雀躍、手の舞い足の踏む所を知らずといった有様で周囲の人たちを驚かせた。 その喜びようがあまりに凄まじいので、西尾などは500万円が当たったと言う冗談をそのまま本気にしてしまった程である。
(注: 日頃から大言壮語するわりに、見かけによらず純情な杉山が、遂に片思いだった Hと話し合えたと言って報告?に来た時の顛末である。 とにかく大変な騒ぎだった。 西尾は今でも500万円の冗談を本気にしているかも知れない。 4月の同窓会で会ったら聞いてみよう。)
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