2012年4月1日日曜日

1962.3.1(木) 苦手科目の泥縄勉強②・・有終の美には程遠く

宵のうち少し眠ってしまったが、それでも夜半から一睡もせず、昼間の分も合わせて300頁ばかり読んだ。 結局50頁ばかり残ってしまったが、試験の方は、まあ何とかやれた。 憲法同様、2問目が時間不足で纏まらなかったが、1番目が割合良く書けたから、まず問題なかろう。

12時頃、部屋に戻り、一通り片付けてから、部屋代を払い、2時半頃出発。 雨が降っていたので金子さんのところには寄らないことにした。

(注: 駒場での最終試験科目が何であったか、全く覚えていない。 350頁のテキストも多分初めて読んだのだろう。 それすら50頁も読み残すくらいだから、余程嫌いな科目だったに相違ない。 多分、経済学総論とでもいう科目だったのだろう。

憲法同様何とかやれたと楽観しているが、ということは、結局、憲法同様、を付けられたに違いない。 元々あんな似非憲法などに迎合してまで優を取ろうなどと言う気は毛頭なかったし、更に言えば、私は所謂社会科学系の学問にはまったくと言ってよいほど興味がなかった。 それは、大学教員として、経営情報論や金融情報論を講じていた頃や退職後の今でも変わらない。

12時頃出発したとあるのは、桐生への帰郷のことである。)

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