1960.5.31(火) 青春時代の 真ん中は 道に迷っているばかり
Flaulein MK・・・
Du bist mein eins und alles.
Du bist wie eine Blume.
(注: 5月31日から6月14日までの間は、クラシックの曲名だけの日々の間に、時折、MKさんの姿を何処でいつ見たかという記事が出てくる。 そのことを詳しく書くのは気恥ずかしいし、ご本人にも失礼があっては申し訳ないので、以後、原文を載せるのは極力差し控え、専ら曲名の羅列だけにとどめたい。)
1960年4月安保騒動の最中、ノンポリの一田舎高校生だった私は、何の風の吹き回しか東大文科1類に入学してしまいました。そこで、芥川龍之介を気取って「あの頃の自分の事」を関係者の迷惑にならない範囲で実名入りで書綴ってみることにしました。記述は、とくに断らない限り、当時の日記の原文そのままの抜書きとし、必要な場合は(注:)としてコメントを挿入することにします。
関口益照サイト 『一期一会』(Our Eternal Moment)
Flaulein MK・・・
5月23日(月)
(注: 1960年と言えば彼の有名な安保騒動の真っ最中だったはずだが、私の日記には6月15日に例の何とか言う女の子がデモの最中に踏み殺されるまで1行も出てこない。 そのくらいノンポリもいいところだったということになるが、さりとてまったく関心が無かったわけでもなく、たしかデモにも3回だけ参加した記憶がある。
お客様だと言うから誰かと思ったら金子さんだったので始めは何と言って挨拶したらよいのか見当も付かず、いろいろ訳の判らないことを喋ってしまって全く思い出しても気が引ける。・・・駅の前などで1時間以上も立話するなんて・・・融通がきかなすぎる。
ラベル: 1960.5.11(水) 中学時代の級友